学校を卒業した後も、勉強に励み学び続けるかどうかで、その人の未来は大きく変わります。
勉強は仕事に活かせることはもちろん、人生をより豊かにする自己啓発にもつながります。
「生涯学習」を胸に留め、いくつになっても学習し、成長を続けていれば、思想・言動・行動が洗練された素敵な大人になれるでしょう。
では、実際のところ日本では、どのくらいの社会人が勉強しているのでしょうか。
とある調査によると、約6割近くの人が勉強に励んでおり、全体の平日勉強時間はおよそ26分というデータが出ていました。
職場におけるスキルアップを目的とした勉強が多く、仕事の幅を広げて、専門的な知識を習得して活躍したいといった思いを持つ人が多いようです。
また、再就職、復職のために勉強に励むケースもあります。
関心がある職種に関する資格を取得し、転職活動の武器にしようとする人、ブランクで失った技術や情報を取り戻し、早く復職時に馴染めるよう勉強に取り組む人などがよく見受けられました。
そのほか、雇用関係にはこだわらず、フリーランスで副業もしくは起業して働ける知識を得るため、という理由もありました。
今現在、勉強に一切関心がない人でも、いずれ上記のような状況に置かれて、勉強が必要になるときが来るかもしれません。
しかし、働きながら勉強をするのは簡単ではなく、多くの人が勉強の継続に挫折している事実があります。
勉強を長く継続させるためには、無理をせずに上手く習慣化させることが大切です。
通勤時間に暗記したり、家事や生活の一部に勉強を取り入れたりして、自然と知識が身に付く環境を作ることをおすすめします。